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モタ Mota, Antonio da

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

モタ Mota, Antonio da

モッタ

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

モタ

生年:生没年不詳
16世紀中期に鉄砲を伝えた種子島漂着のポルトガル商人。1563年にリスボンで出版されたアントニオ・ガルヴァン著『世界新旧発見史』によると,天文11(1542)年フランシスコ・ゼイモト,アントニオ・ペイショットと共にシャム(タイ)から中国のリャンポーにジャンク船で航行中に台風に襲われて種子島に漂着した。慶長11(1606)年に文之玄昌が編纂した『南浦文集』に収載の『鉄炮記』には,天文12年8月25日(1543年9月23日)種子島の西村(門倉岬)に百余人乗船の大船が漂着したこと,また西南蛮種の賈胡(商人)の長2人,すなわち牟良叔舎 と喜利志多侘孟太の名がみられる。牟良叔舎はフランシスコの漢字名と考えられるので,フランシスコ・ゼイモト,侘孟太はダ・モッタの音訳とみられている。フェルナン・メンデス・ピントは著書『遍歴記』のなかで,種子島漂着者3人のうちのひとりを自分とし,他にディオゴ・ゼイモトの名を挙げているが,3人目には言及していない。イエズス会宣教師で日本語に精通していたジョアン・ロドリゲスはその著書『日本教会史』において,ピントが漂着者のひとりであることを否定している。彼らは島主種子島時尭の求めに応じて鉄砲2挺を売却したが,その値は2000両といわれている。火薬の調合法をも伝授した。<参考文献>岡本良知『16世紀日欧交通史の研究』,佐野泰彦他訳『ロドリーゲス日本教会史』上

(五野井隆史)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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