日本歴史地名大系 「モツタ」の解説 モツタもつた 北海道:後志支庁島牧村原歌村モツタ漢字表記地名「茂津多」のもととなったアイヌ語に由来する地名。「西蝦夷地場所地名等控」に「惣名スツキ之内(中略)モツタ崎」とある。「蝦夷巡覧筆記」にモツタ崎とみえ、「烽火アリ、盛根三間四方、高サ一丈五尺」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モツタ」の意味・わかりやすい解説 モッタMotta, Antonio da 戦国時代,天文 12 (1543) 年種子島に漂着したポルトガル商人。南浦文之著の『鉄炮記』に喜利志侘孟太とあるのに近い名である。フランシスコ・セイモトおよびアントニオ・ペショットとともに来て,火縄銃を初めて伝えた。 (→種子島銃 , 鉄砲伝来 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「モツタ」の解説 モッタ Mota, Antonio da ?-? ポルトガルの商人。「鉄炮記」によれば,天文(てんぶん)12年(1543)種子島(たねがしま)に中国船で漂着した西南蛮人の長のひとり。喜利志多侘孟太と表記される。種子島時尭(ときたか)に火縄銃2丁をゆずり,これが日本への初の鉄砲伝来となった。ポルトガル側の資料では1542年のこととされている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by