モラン,E.(読み)もらん

世界大百科事典(旧版)内のモラン,E.の言及

【文化】より

…他方,文化をすべて客体的な構造や文化所産ととらえることに対して,文化を何よりも人間が豊かな意味を生きるところの体験であるとする考え方も広まっている。フランスの社会学者モランEdgar Morinは,文化を構造と体験との間で相互に媒介を行うシステムとして定義している。文化システムは人間のさまざまな体験のうちから,共通なものとすることができ蓄積可能なものをとりだし,おのおのに芸術,文学,哲学,などの作品の形でコード化し,記録し,文化的財として蓄える。…

※「モラン,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android