モリソン号(読み)もりそんごう

世界大百科事典(旧版)内のモリソン号の言及

【尚歯会】より

…尚歯会での飢饉対策の成果としては,遠藤勝助の《救荒便覧》,高野長英の《救荒二物考》《避疫要法》などがあげられる。38年10月の尚歯会の例会で評定所記録方芳賀市三郎がイギリス船(実はアメリカ船)モリソン号渡来に関する秘密情報をもらしたため,海外事情に通ずる崋山,長英がこれに打払令を適用することの危険を警告して《慎機論》《夢物語》を著したが,のちに蛮社の獄により処罰された。これにより尚歯会も自然消滅した。…

※「モリソン号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む