モンゴル馬(読み)もんごるうま

世界大百科事典(旧版)内のモンゴル馬の言及

【ウマ(馬)】より

…これは《平家物語》の宇治川の先陣争いの話などから著名になったらしいが,現在でもこの種の名馬の出生地という伝説が石に残る馬蹄の跡(馬蹄石)などを証拠として語られている土地が各所にある。【千葉 徳爾】
【北アジアにおける馬】
 北アジアの馬はモンゴル馬であり,体軀矮小であるが持久力があり,長距離の連続走行によく耐える。遊牧民は古来馬の放牧管理を,1頭の種馬が統率する去勢馬(モンゴル帝国時代は去勢馬を別に管理した),雌馬,その子からなる馬群(10~60頭)を単位として行ってきた。…

※「モンゴル馬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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