モー・ピー(読み)もーぴー

世界大百科事典(旧版)内のモー・ピーの言及

【ピー】より

…精霊祠堂で祭る)へと結集・統一され,社会的な性格を帯びた地域の結合神として有効に機能している。ピー世界の専従職能者としては,主として悪霊の統御と馴致に携わるモー・ピー(呪医)と,ピーの意を人間に取り次ぐ霊的仲介者コン・ソン(巫者)の両者をあげることができる。ピー崇拝は現在もタイ民衆の間に根強く行われ,外来の高度宗教(南方上座部仏教)とならんで重層信仰を形成している。…

※「モー・ピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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