ヤハウェ資料(読み)やはうぇしりょう

世界大百科事典(旧版)内のヤハウェ資料の言及

【ヘブライ神話】より

…いずれも,古代イスラエル王朝時代に,標準的散文体による公式記録の史書として製作されたとみなされる。原資料については,重複する用語,文体,テーマなどから,少なくとも3種類の資料,すなわち〈J資料(ヤハウェ資料)Jahwistic Source〉〈P資料(祭司資料)Priestly Source〉〈E資料(エロヒム資料)Elohistic Source〉が存在すると推定され,今日では,それが学界の定説となっている。いずれも伝承,口碑,聖伝からなると想定され,地理的には,パレスティナ北部および南部の聖所の起源に関する口伝の類に属するものが多い。…

※「ヤハウェ資料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android