世界大百科事典(旧版)内のヨハネスの言及
【イブン・ガビロール】より
…この書のアラビア語原著は散逸しており,部分的な引用が残されているばかりである。ただし12世紀にトレドの翻訳家ヨハネスが,ドミニクス・グンディッサリヌスDominicus Gundissalinusの助力をえて《生命の泉》という題でラテン語訳を行っている。世界は神の意志の産物であるとする彼の教説は,ラテン世界で強い共感を呼び,アルベルトゥス・マグヌス,トマス・アクイナス等に影響を与えている。…
※「ヨハネス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」