ラザルス,M.(読み)らざるす

世界大百科事典(旧版)内のラザルス,M.の言及

【ユダヤ哲学】より

…彼の後継者はドイツ観念論の哲学のなかにユダヤ教との思想的一致を見いだしている。たとえば,フォルムシュテヘルSolomon Formstecher(1808‐89)はシェリングに,ラザルスMoritz Lazarus(1824‐1903)やH.コーエンはカントに,また,ガイガーAbraham Geiger(1810‐74),ヒルシュSamuel Hirsch(1815‐89)などはヘーゲルに近い立場をとっている。近代ではユダヤ精神そのものに帰って固有の哲学の展開を試みたローゼンツワイクFranz Rosenzweig(1886‐1929),ブーバーなどの名をあげることができる。…

※「ラザルス,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

太陽フレア

太陽の表面にあるしみのように見える黒点で起きる爆発。黒点の磁場が変化することで周りのガスにエネルギーが伝わって起きるとされる。ガスは1千万度を超す高温になり、強力なエックス線や紫外線、電気を帯びた粒...

太陽フレアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android