ラスムッセン,K.J.V.(読み)らすむっせん

世界大百科事典(旧版)内のラスムッセン,K.J.V.の言及

【エスキモー】より

…その後,北西航路(ヨーロッパから北西に航海して,アメリカ大陸の北を経由し,太平洋,アジアに達する航路)の探索や科学的探検隊の派遣により,しだいにエスキモー文化が明らかにされた。一連の探検隊のなかで最も著名なのは,1920年代に派遣された第5次チューレ探検隊で,その中心になったのはグリーンランド出身のラスムッセンKnud Johan Victor Rasmussen(1879‐1933)であった。彼はカナダのバレン・グラウンズのカリブー・エスキモーなどの調査をした後,北極海沿いに犬ぞりでアラスカのシューワード半島まで行き,東エスキモー語が広い地域で通用することを実証する結果となった。…

※「ラスムッセン,K.J.V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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