ラッテ(読み)らって

世界大百科事典(旧版)内のラッテの言及

【オセアニア】より

… 一方,ミクロネシアにおいては,マリアナ諸島(グアム島を含む)で前1500年ころに文化の発祥が認められる。前ラッテ期と後ラッテ期の二つの文化期があるが,ラッテとは椀状の頭部をもつサンゴ柱で,通常数個ずつ2列に並んで発見され,おそらく家屋の床の支柱であったと思われる。前ラッテ期には,ラッテはなく,東南アジア,フィリピンと関係があると思われる沈線文を石灰で埋めた文様をもつ土器や赤色土器が出土し,石や貝製の手斧,貝製の釣針,装身具などを伴う。…

※「ラッテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

太陽フレア

太陽の表面にあるしみのように見える黒点で起きる爆発。黒点の磁場が変化することで周りのガスにエネルギーが伝わって起きるとされる。ガスは1千万度を超す高温になり、強力なエックス線や紫外線、電気を帯びた粒...

太陽フレアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android