ラデー族(読み)らでーぞく

世界大百科事典(旧版)内のラデー族の言及

【モンタニャール】より

…(1)ベトナム,カンボジア,ラオスの旧フランス領インドシナ地域に住む山岳少数民族の総称。アウストロアジア語族のモン・クメール語族に属する言語を話すバナール族Bahnar,セダン族Sedang,ロベン族Loven等とともに,アウストロネシア(マレー・ポリネシア)語族に属する言語を使用するジャライ族Jarai,ラグライ族Raglai,ラデー族Rhadé等を含んでいる。彼らは古くから平地の支配民族(ベトナム人,クメール族,ラオ族等)と対立抗争を繰り返してきたため,支配民族によってモイ(野蛮人)とかカー(奴隷)とかいう総称的蔑称で呼ばれ,政策的配慮の埒外に置かれてきた。…

※「ラデー族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android