ラトナギリ(読み)らとなぎり

世界大百科事典(旧版)内のラトナギリの言及

【密教美術】より

…異質的な諸尊を巧みに配列して統一ある曼荼羅を構成するところに,そのことはいかんなく発揮されているといえよう。
[研究の課題]
 後期密教の美術遺品が多くを占めるインドで,近年オリッサ州のラリタギリ,ラトナギリにおいて前期密教の石像彫刻が発掘された。胎蔵大日,金剛薩埵,観音像,八大菩薩像などではないかと推測され,中国,日本の密教像と図像的に一致することがしだいに明らかになってきている。…

※「ラトナギリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android