ラフ・ミュージック(読み)らふみゅーじっく

世界大百科事典(旧版)内のラフ・ミュージックの言及

【シャリバリ】より

…〈シャリバリ〉というフランス語の語源は明らかでないが,共同体の伝統的規範を侵犯した者に対し,儀礼化したやり方で罰を加える行為であって,中世から19世紀に至るまで,広くヨーロッパ各地に見られた。英語では〈ラフ・ミュージックrough music〉,ドイツ語では〈カッツェンムジークKatzenmusik〉,イタリア語では〈スカンパナーテscampanate〉などと呼ばれている。シャリバリの対象として最も多く見られるのは,再婚をめぐっての事例であり,男やもめと若い娘とか,若者と年齢がかけ離れた寡婦といった組合せで,しかも一方がよそ者の場合など,あつらえむきのシャリバリの対象であった。…

※「ラフ・ミュージック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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