ラメラー共晶(読み)らめらーきょうしょう

世界大百科事典(旧版)内のラメラー共晶の言及

【共晶】より

… 共晶組織は共晶反応によって形成された金属組織であり,2元系合金においては2種の固相が混じり合った組織である。構成される元素,凝固時の条件等により非常にさまざまな形態をとるが,代表的な形態は各固相が微細な薄片となり互いに重なり合った層状組織で,ラメラー共晶lamellar eutecticと呼ばれる。これは最初に晶出した固相核の両側面に他の構成固相が晶出し,その繰返しによって層状に発達したもので,成長方向は層状方向に垂直である。…

※「ラメラー共晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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