ラレス・プラエスティテス(読み)られすぷらえすてぃてぃす

世界大百科事典(旧版)内のラレス・プラエスティテスの言及

【ラレス】より

…とりわけ家族の守護神ラレス・ファミリアレスLares Familiaresは,ペナテスとともにすべての家の小さな祠堂に神像が安置され,暦の特定の日や結婚式のように,なにか家族に重要なできごとがあった日に,供物をそなえて拝まれた。このほか,四つ辻の守護神ラレス・コンピタレスLares Compitales,道路と旅人の守護神ラレス・ウィアレスLares Viales,国家の守護神ラレス・プラエスティテスLares Praestitesなどがあり,最後のものはローマ市の聖道Via Sacraの最高地点に神殿があった。ラレスの像は,短衣をまとい,手に〈豊穣の角(コルヌコピア)〉をもった少年で表現された。…

※「ラレス・プラエスティテス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android