ランターン試験(読み)らんたーんしけん

世界大百科事典(旧版)内のランターン試験の言及

【色覚】より

…色覚の検査方法としては,異常の検出には仮性同色表である色盲検査表,異常の型の分類にはアノマロスコープおよび異常の程度の判定には色相配列検査であるパネルD‐15,100hue検査などがある。異常の程度の判定には,色の名を答えさせるランターン試験もある。色覚の異常としては,先天性色覚異常は色覚の発育不全と考えられており,後天性色覚異常は,網膜や視神経の疾患により錐体の機能が低下した場合にみられる。…

【色覚異常】より


[色覚異常の診断と日常の生活]
 臨床上は色盲表およびアノマロスコープanomaloscopeによって,赤緑色覚異常の分類が行われるが,この分類は日常生活での不便さとは必ずしも一致しない。そこで,職業の適性検査などでは,ランターン試験や色相配列検査を併せて行う。ランターン試験は赤,緑,黄などの色を答えさせる検査で,色相配列検査は少しずつ異なる色を見せて,似た色の順番に並べさせる検査である。…

※「ランターン試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android