ラ・タイユ,J.de(読み)らたいゆ

世界大百科事典(旧版)内のラ・タイユ,J.deの言及

【古典劇】より

…彼らの時代はいわばフランス古典劇の準備時代であった。一方,アリストテレスの《詩学(創作論)》から新しい演劇理論を生み出そうとする動きがイタリアで起こり,スカリゲルJulius Caesar Scaliger(1484‐1558),カステルベトロRudovico Castelvetro(1505‐71)らの著述がフランスに紹介され,ラ・タイユJean de la Taille(1540?‐1617?),メレJean Mairet(1604‐86),J.シャプラン,ドービニャック師らにより一つの理論体系にまとめあげられていった。それは,(1)悲劇と喜劇の明確な区分。…

※「ラ・タイユ,J.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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