ラーフラ(読み)らーふら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラーフラ」の意味・わかりやすい解説

ラーフラ

羅睺羅」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のラーフラの言及

【釈迦】より

…また城の東・西・南・北の門から外出しようとして老人,病人,死人,出家者に遭遇し,自分の進むべき道を予見する。ヤショーダラーを妃とし,一子ラーフラRāhulaをもうけたあと,一夜,愛馬カンタカと御者チャンダカを従えて城を脱出し,マガダ国で沙門(修道者)の生活に身を投ずる。2仙人に禅の指導をうけたが満足せず,6年苦行に励んだが得るところなく,村娘スジャータの提供する乳粥で体力をつけ,ネーランジャラー河畔のアシュバッタ樹の根方で瞑想に入り,ついに菩提(悟り)を得て仏陀(悟った人)となった(アシュバッタ樹はこれよりのち菩提樹と呼ばれる)。…

【十大弟子】より

…第一結集においては,彼の記憶に基づいて律(仏教教団の生活規則)が編纂された。(9)羅睺羅(らごら) サンスクリット語でラーフラRāhula。羅云とも書かれる。…

※「ラーフラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」