リューベックの和約(読み)りゅーべっくのわやく

世界大百科事典(旧版)内のリューベックの和約の言及

【三十年戦争】より

…彼は軍事指揮権をゆだねられることを条件に,自己の財力で軍隊を募集して皇帝のために戦うことを提案し,皇帝は彼を皇帝軍総司令官に任命した。ワレンシュタインは旧教連盟軍の総司令官ティリJohann Tserclaes von Tilly(1559‐1632)と協力してクリスティアン4世を破り,29年リューベックの和約を結ばせた。この勝利に乗じて皇帝は同年回復令を発布し,1552年以後新教派に没収された宗教領を旧教派側に返還することを命じた。…

※「リューベックの和約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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