リ・フエトン(読み)りふえとん

世界大百科事典(旧版)内のリ・フエトンの言及

【チャン朝】より

…チャン朝の祖は中国の福建または桂林の人といわれ,代々ナムディンのトゥクムク(即墨郷)に住み,漁業あるいは海賊を業としていた。リ朝末期,権臣のクーデタにより南方に亡命していたリ・フエトン(李恵宗)をチャン・リ(陳李)が保護し,これに娘(元妃)をめとらせ,さらにハノイを奪還して帝位につけたことから急速に勢力を拡大した。リ朝末の内乱期には一族のチャン・トゥ・ド(陳守度)が殿前指揮使となって各地の土豪を討伐し,さらにリ朝最後の皇帝ティエウホアン(昭皇)を甥のチャン・カイン(陳煚(ちんけい),後のタイントン(太宗)。…

※「リ・フエトン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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