リーガル・プロフェッション(読み)りーがるぷろふぇっしょん

世界大百科事典(旧版)内のリーガル・プロフェッションの言及

【法曹】より

弁護士,検察官,裁判官の総称であって,法律実務家という観念に近いが,法学者を含むこともある。 英米法系の各国においては,これらの法律的職業に一体感が強く,リーガル・プロフェッションlegal professionという単数形でこれらを包括するのがならわしであるが,ローマ法系の国においては,それぞれの職業に独立性,排他性が強く,英米法系の国のように単一の職業の機能的分化と見る風習が定着しない傾向がある。 明治以来,ローマ法系に属するドイツやフランスの司法制度の強い影響を受けた日本でも,法曹間における一体感は希薄であり,むしろ在朝法曹(判事,検事)と在野法曹(弁護士)との対立が基調をなした。…

※「リーガル・プロフェッション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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