ルイ(読み)るい

世界大百科事典(旧版)内のルイの言及

【コンデ家】より

…王家につらなる親王家として,3世紀にわたり政界に重きをなした。初代のコンデ親王ルイLouis,Prince de Condéおよび第2代のアンリ1世Henri Iは,16世紀後半宗教戦争の過程で,カトリック勢力を代表するギーズ家に対抗し,新教派の指導者として活躍した。王族であったことから,少数派の新教徒に大義名分を与える象徴的存在としての役割を果たしたともいえる。…

【コンデ親王ルイ[2世]】より

…フランスの名門貴族。筆頭親王家であるコンデ家の第4代当主。テュレンヌと並ぶ名将として〈大コンデLe Grand Condé〉と呼ばれた。若くして三十年戦争に参戦し,ロクロアの戦(1643)で大勝して名声を博した。フロンドの乱では,当初国王軍の中枢を担ったが,戦功が十分認められないのを不満とし,大貴族を率いて〈貴族のフロンド〉の立役者となった。敗北後スペイン軍に投ずるが,ピレネー条約(1659)で復帰する。…

※「ルイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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