ルドビーコ・イル・モロ(読み)るどびーこいるもろ

世界大百科事典(旧版)内のルドビーコ・イル・モロの言及

【スフォルツァ】より

…ミラノ君主に成り上がった最も幸運な傭兵隊長。ムーツィオ・アッテンドロの庶子。ベネチアと戦うミラノ公フィリッポ・マリア・ビスコンティに仕えた。1434年教皇の弱点を利用してアンコナ辺境伯位を獲得。ミラノ公の庶出の唯一の娘ビアンカ・マリアと結婚後,47年彼女の父が死ぬと,辺境伯位を放棄して,ミラノ公爵位の相続を主張し,アンブロジョ共和政(アンブロジアナ共和国ともいう)を倒して権力を奪回した。54年ローディの和ののち彼の公爵位が確認される。…

※「ルドビーコ・イル・モロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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