ルンガ(読み)るんが

世界大百科事典(旧版)内のルンガの言及

【太鼓】より

…緊張力は膜の取付け方法によって調節可能な場合がある。まず膜の周囲を枠状のものに巻き付け,次にその枠を紐や革帯などで胴にかがり付けた後,胴と革帯の間に楔(くさび)の機能を果たす丸棒などを挟んで締めぐあいを調節する方法(タブラムリダンガ)や,金属の輪や紐などによって,紐や革帯をしぼって緊張度を加減する方法(インドネシアのクンダン,朝鮮の杖鼓(じようこ),日本および中国の羯鼓(かつこ))などを用いて音高を整えるほか,脇の下に太鼓を挟み,演奏中に腕で紐を押しつけて音高を変える方法(アフリカのルンガlunga)もある。しかし最も繊細であるのは日本の小鼓(こつづみ)に見られる,一打ちごとに行われる調緒(しらべお)の締め加減の微妙な調節であろう。…

※「ルンガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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