レシデンシー(読み)れしでんしー

世界大百科事典(旧版)内のレシデンシーの言及

【レヘント】より

…カブパテンの首府にはレヘントとオランダ人副理事官(アシステント・レシデント)との両役所が併置され,後者は前者を補佐するという建前で,実は監督し統制した。数カブパテンを合わせた区域はレシデンシーと呼ばれ,オランダ人理事官(レシデント)が統治に当たり,これに相当する原住民官吏は直轄領では存在せず,わずかに特別地区(ソロ,ジョクジャカルタ)の土侯がこれと同等に位した。1937年ごろのジャワ,マドゥラ全土のレシデンシーの数は19,カブパテンの数は約70といわれる。…

※「レシデンシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android