世界大百科事典(旧版)内のレプトフロエウムの言及
【デボン紀】より
…また,この紀は植物が初めて陸上へ進出する時でもあり,デボン紀初期のライニアなど古生マツバラン類がその先駆者となった。紀の後期には,すでにレプトフロエウムLeptophloeumのような,木生の鱗木類が森林を形づくるまでに至っている。植物の上陸に伴い,いち早くクモ類や昆虫類が陸上生活に適応し,シルル紀以前の海生生物期と対照的な生物界が現出した。…
※「レプトフロエウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」