レプトホルモン(読み)れぷとほるもん

世界大百科事典(旧版)内のレプトホルモンの言及

【傷ホルモン】より

… 植物では1892年にウィーズナーJ.Wiesnerがこのようなホルモンがあることを想定したが,実験的な証拠を示したのは1921年以降のハーバーラントG.Haberlandtらによる研究である。彼らは,傷ついた部位に細胞分裂を引き起こす物質は2種類あり,傷ついた細胞自身からくるもの(傷ホルモン)と維管束からくるもの(レプトホルモンleptohormone)とがあるという。 1927年にハーバーラントの弟子ウェーネルトB.Wehneltが,インゲンマメの未熟な果実の莢(さや)から種子を取り去り,莢の内側に試料液を塗るとそこが盛り上がってくる反応で,このホルモンを生物学的に定量する方法をみつけて以来,物質を分離,同定する研究が急速に進んだ。…

※「レプトホルモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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