レ・フィルム・デュ・キャロッス(読み)れふぃるむでゅきゃろっす

世界大百科事典(旧版)内のレ・フィルム・デュ・キャロッスの言及

【トリュフォー】より

…バザンのすすめで1951年に創刊された映画批評誌《カイエ・デュ・シネマ》に筆をとり,また週刊誌《アール》の映画批評欄でも,当時のフランス映画の〈名匠〉たちを否定するしんらつな筆をふるって〈フランス映画の墓掘り人〉とあだ名された。58年,ジャン・ルノアール監督の《黄金の馬車(ル・キャロッス・ドール)》から名まえをとった映画製作会社レ・フィルム・デュ・キャロッスを興し,短編《あこがれ》を発表(以後,作品はすべてこの自分の会社によって製作し,作家の独立性を守った)。つづく《大人は判ってくれない》はカンヌでグランプリを受賞し,同じ年に監督デビューしたジャン・リュック・ゴダール,クロード・シャブロルらと並んで〈ヌーベル・バーグの旗手〉と騒がれた。…

※「レ・フィルム・デュ・キャロッス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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