レーザー光化学反応(読み)れーざーこうかがくはんのう

世界大百科事典(旧版)内のレーザー光化学反応の言及

【レーザー化学】より

…レーザーには,単色性,指向性,大強度,コヒーレンス,時間的に短い超短パルスを発生させることができるなどの特徴があり,これらを組み合わせて,レーザーによる物質や分子の励起によって誘起された化学反応を応用して,同位体分離,超LSI製造のための超微細加工,有機化合物の合成などに応用されようとしている。
[レーザー光化学反応]
 1個の光量子を吸収して起こる光化学の諸過程は,通常の光源(タングステンランプ,ハロゲンランプ,気体放電や共鳴ランプなど)によっても起こる。ところが超短パルスの大強度レーザーを照射することによって,振動的または電子的に励起したエネルギーに富む原子・分子を高密度につくり出したり,多くの分子に光化学反応を起こさせて高密度の反応生成物をつくり出すことが可能である。…

※「レーザー光化学反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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