レースウェー(読み)れーすうぇー

世界大百科事典(旧版)内のレースウェーの言及

【高炉】より


[炉内におけるガスの挙動]
 まず,ガス相に注目すると,炉下部への送風は数十本の銅製の羽口を通して行われるが,それに先立って空気は熱風炉内で最高1350℃まで加熱される。高炉内に送り込まれる高温の空気は羽口先端の出口で200~250m/sの高速であるため,羽口前面にレースウェーと呼ばれる直径1.5m前後の空洞が生じ,この中をコークス粒子群が激しく旋回運動している。この状態で,空気中の酸素によりコークス中の炭素が燃焼して,次の反応,により,主として一酸化炭素COと空気中に含まれていた窒素N2とからなる二千数百℃のガスが発生する。…

※「レースウェー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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