ロビンソン,B.(読み)ろびんそん

世界大百科事典(旧版)内のロビンソン,B.の言及

【タップ・ダンス】より

…おもにボードビル,レビュー,ミュージカルの舞台で踊られ,1920年代から30年代に大いに流行した。黒人のビル・ロビンソンBill Robinson(1878‐1949)とフレッド・アステアの踊りが最も有名で,とくにアステアはジンジャー・ロジャーズGinger Rogers(1911‐95)と組んだ多くの名作映画で日本にも紹介された。アステアのダンス・ナンバーを中心にしたミュージカル映画では,《カッスル夫妻》(1939)が最も著名である。…

【テンプル】より

…また,主演作の題名にもなった巻毛(《テムプルちゃんお芽出度う》(1935)の原題は《カーリー・トップ》)も流行した。年に2~4本つくられた主演映画には必ず歌と踊りの見せ場があるが,なかでも《小聯隊長》(1935),《テムプルの愛国者》(1936)など4本でコンビを組んだ黒人ダンサー,ビル・ロビンソン(愛称ボージャングルズ)とのタップ・ダンス,とくに階段をつかったそれは有名である。 人気の延命策として《軍使》(1937)ではジョン・フォード,《農園の寵児》(1938)ではアラン・ドワンと第一級の監督を起用し,《テンプルちゃんの小公女》(1939)ではカラー作品にするなど作品の強化がはかられたが,MGMの《オズの魔法使》(1939)に対抗してつくられた《青い鳥》(1940)が興行的に惨敗して子役スターとしての限界を証明(皮肉なことに,《オズの魔法使》はMGMが自社のスター,ジーン・ハーローと交換に20世紀フォックスのシャーリー・テンプルを借り出して主演させようとした企画であったが,ハーローの死(1937)によってテンプル主演が見送られたという経緯がある),たちまち〈過去の子ども〉となっていった。…

※「ロビンソン,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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