世界大百科事典(旧版)内のロータリー式掘削の言及
【ボーリング】より
…ワイヤロープを用いる方式は綱掘りcable‐tool drillingと呼ばれるが,世界で初めて石油採取を目的として成功したドレーク井(アメリカ,1859)も綱掘りで掘られた。綱掘技術はアメリカで発達し,1925年には2365mの石油井が掘られたが,現在ではロータリー式掘削に取って代わられている。日本には1873年にアメリカから綱掘装置が輸入されたが,石油の開発に盛んに用いられるようになったのは,91年に新潟県尼瀬海岸で出油に成功して以来である。…
※「ロータリー式掘削」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」