ワカ(読み)わか

世界大百科事典(旧版)内のワカの言及

【おしら信仰】より

…オシラ様の祭日を縁日とか命日と呼び,神棚から出して神饌を供えて祭りを行ったり,オセンダクを着せ替えたりする。祭りのために,イタコやワカ,シンメイミコなどの巫女をやとい,両手にオシラ様をもち上下左右に振り舞わせながら,祭文などを語り唱える。これをオシラアソバセという。…

【シャマニズム】より


[日本のシャマニズム]
 日本のシャマニズムは,3世紀半ばころの邪馬台国の女王卑弥呼に代表される女性シャーマンを主体とする流れが,歴史を貫いて現在に及んでいる。東北地方のイタコ,ゴミソ,カミサン,オナカマ,ワカ,各地の行者,祈禱師,卜師などと呼ばれる民間職能者,南西諸島のユタ,カムカカリヤー,モノシリなどは,その大多数がシャーマン的性格・役割を有すると見られている。多くは女性であり,彼らを中心とする宗教形態(シャマニズム)は日本の基層宗教または固有信仰の主要部分を成している。…

※「ワカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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