一乗教(読み)いちじょうきょう

世界大百科事典(旧版)内の一乗教の言及

【三乗】より

…声聞は最も能力の劣ったもので,仏の声に導かれてみずからの悟りのみを求めるものであり,次位の縁覚はひとりで悟りを開いたもの,最上位の菩薩はみずからのためのみならずいっさいの人間の悟りのために修行しているものを意味し,声聞,縁覚は自利,菩薩は自利利他とする。このように,仏教には高低3種の教え・修行法があり,それぞれに対象や内容,さらに到達しうる境地を異にするという考えに対立して,《法華経》などでは,これらの3種の教えは,本質的に異なるものではなく,人を導く手段として異なった説き方がされただけで,それらは一つの大乗仏教に帰するとする一乗教(いちじようきよう)が強調された。【井ノ口 泰淳】。…

※「一乗教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む