《一休骸骨》(読み)いっきゅうがいこつ

世界大百科事典(旧版)内の《一休骸骨》の言及

【漫画】より

…20世紀のロシア,ドイツ,また日本の革命運動の中で生まれたアジ・プロ漫画とは異質のものである。骸骨の平等をとおして人生を見る方法はヨーロッパの中世からルネサンスにかけてもあったし,日本では禅僧の一休宗純が,1457年(長禄1)に著した《骸骨》(《一休骸骨》)は,骸骨のさまざまなしぐさを絵に描いて,道歌・法語と組み合わせ,その見方にはポサダの版画に通じるところがある。ポサダの影響は,彼の死後にアメリカで起こった漫画映画に及ぶ。…

※「《一休骸骨》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android