一作引(読み)いっさくびき

世界大百科事典(旧版)内の一作引の言及

【高内引】より

…江戸時代,田畑が災害によって荒廃したり,道や堤に地目が変更されるなど,年貢を免除または軽減すべき事情が生じた場合,その分を引高として村高の内から控除することをいう。高内引には年々引,連々引,一作引の3種がある。年々引は,なんらかの必要があって人為的に地目変更がなされた土地など,もとに戻る見込みがない場合に適用され,永引高として恒常化されるものである。…

※「一作引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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