一元的国家観(読み)いちげんてきこっかかん

世界大百科事典(旧版)内の一元的国家観の言及

【国家】より

…夜警国家から福祉国家への転換は,同時に立法国家から行政国家への転換を意味したといってよい。
【現代の国家観】

[一元的国家観]
 これは,国家に絶対的な意義を与え,国家権力の倫理的意義を強調する立場である。教会と領主の権力に対抗しつつ,近代国家が形成される過程で成立した主権論は,近代における一元的国家観の最初の形であった。…

※「一元的国家観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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