一字石経(読み)いちじせっけい

世界大百科事典(旧版)内の一字石経の言及

【石経】より

… (1)漢石経 後漢末に経書本文に関する論争に決着をつけるため,蔡邕(さいよう)が定本を作り文字を書いて石に刻したと伝える。熹平4年(175)に起工し9年目に完成したので熹平石経といい,書体は隷書だけで書かれたので一字石経ともいう。内容は《易経》《尚書》《詩経(魯詩)》《大戴礼》《春秋》《公羊伝》《論語》の7経で,石碑は46,表裏両面に刻し国都洛陽の太学門外に立てた。…

※「一字石経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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