一次性痛風(読み)いちじせいつうふう

世界大百科事典(旧版)内の一次性痛風の言及

【痛風】より

…尿酸の生成や排出の異常から,高尿酸血症となり,末梢の関節などに発作的な疼痛を繰り返す病気。一次性または特発性痛風と二次性または続発性痛風があるが,一般に痛風といえば一次性または特発性痛風のことをいう。背景には先天性あるいは遺伝性素因があり,原因は不明である。二次性または続発性痛風は,造血器疾患,薬剤中毒,酵素欠損によって起こる。そのため痛風は一つの症候群とされている。 いずれも基盤となるのは,動物性タンパク質のようなプリン体摂取過剰,尿酸の過剰生成と腎臓での排出低下による高尿酸血症である。…

※「一次性痛風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android