コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

一生族 いっせいぞく

世界大百科事典内の一生族の言及

【カースト】より

…4バルナのうち上位の3バルナは再生族(ドビジャdvija)と呼ばれ,これに属する男子は10歳前後に入門式(ウパナヤナupanayana(2度目の誕生))を挙げ,アーリヤ社会の一員としてベーダの祭式に参加する資格が与えられる。これに対しシュードラは入門式を挙げることのできない一生族(エーカジャekaja)とされ,再生族から宗教上,社会上,経済上のさまざまな差別を受けた。そして,シュードラのさらに下には,4バルナの枠組みの外におかれた不可触民(今日では指定カーストscheduled casteと呼ばれる)が存在した。…

【シュードラ】より

…バルナ制度が成立した後期ベーダ時代にシュードラとして位置づけられたのは,主としてガンガー(ガンジス川)上流域に進出したアーリヤ人の支配下に入った先住民であった。彼らはエーカジャekaja(一生族)と呼ばれてバラモンの指導するベーダの宗教から除外され,バラモン,クシャトリヤ,バイシャの上位3バルナ(ドゥビジャdvija(再生族),アーリヤ)から社会生活のあらゆる面で差別を受けた。ヒンドゥー法典の定めるところによると,シュードラの義務は隷属的労働者や職人として上位3バルナに奉仕することであるという。…

【バルナ】より

…再生族に属する男子は10歳前後にウパナヤナupanayana(入門式,2度目の誕生)をあげ,アーリヤ社会の一員としてベーダの祭式に参加する資格が与えられる。これに対しシュードラは入門式をあげることができない一生族(エーカジャekaja,母胎から生まれるだけの者)とされ,再生族からさまざまな差別を受けた。またシュードラのさらに下には,4バルナの枠の外に置かれた〈バルナをもたない〉あるいは〈第5のバルナ〉の不可触民が存在した。…

※「一生族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone