一益法門(読み)いちやくほうもん

世界大百科事典(旧版)内の一益法門の言及

【秘事法門】より

…南北朝時代に越前の大町如道は不拝秘事を唱えてこれを秘事法門と呼び,北陸を中心に広く普及するにいたった。これからはさらに一益(いちやく)法門,不拝義,善知識だのみなどの異義が派生した。江戸時代に入って邪宗邪義の禁圧がはげしくなると,土蔵(おくら)秘事,隠し念仏などと称して,地下潜行的な秘密結社となった。…

※「一益法門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」