世界大百科事典(旧版)内の一級アルコールの言及
【アルコール】より
…水酸基OHを有する有機化合物の総称の一つ。すなわち,水酸基が結合している炭素が脂肪族鎖式炭化水素,脂環式炭化水素に属する場合にアルコールとよぶ。ベンゼン核のような芳香核に直接水酸基が結合したものはフェノールと総称され,アルコールとは区別される。エチルアルコールC2H5OHを単にアルコールと略称することが多い。アルコールという名はアラビア語に由来し,alは定冠詞,kuḥlは微粉末を意味する。古代エジプト以来,ある種の黒色微粉末が顔料として用いられ,これをアルコールとよんでいた。…
※「一級アルコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」