世界大百科事典(旧版)内の一般生理学の言及
【生理学】より
…近代生理学は,18世紀のW.ハーベーによる血液循環の研究に始まり,A.vonハラーその他の人々によって基本的な枠組みがつくられ,19世紀に入ると,J.ミュラーやC.ベルナールらによって実験生理学が開かれた。とくにベルナールの《実験医学序説》(1865)は今なお一般生理学の古典である。 生理学はそれ自身の発展と生物学,医学の分化に伴って,やがて病的状態を扱う病理学と分かれ,機能を探る学問として形態学と分かれ,さらにおもに物理的手法に依存するものとして生化学と分かれた。…
※「一般生理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」