一般生理学(読み)いっぱんせいりがく

世界大百科事典(旧版)内の一般生理学の言及

【生理学】より

…近代生理学は,18世紀のW.ハーベーによる血液循環の研究に始まり,A.vonハラーその他の人々によって基本的な枠組みがつくられ,19世紀に入ると,J.ミュラーやC.ベルナールらによって実験生理学が開かれた。とくにベルナールの《実験医学序説》(1865)は今なお一般生理学の古典である。 生理学はそれ自身の発展と生物学,医学の分化に伴って,やがて病的状態を扱う病理学と分かれ,機能を探る学問として形態学と分かれ,さらにおもに物理的手法に依存するものとして生化学と分かれた。…

※「一般生理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android