世界大百科事典(旧版)内の《一般社会学体系》の言及
【ウィーゼ】より
…第2次大戦後ただちに西ドイツに復帰,学界の長老としてケルン大学にケーニヒR.König,ショイヒE.Scheuchら経験的社会研究empirische Sozialforschungの人脈を育成した。《一般社会学体系》(第2版,1933)は理論上の主著で,社会学を関係学Beziehungslehreと形象学Gebildelehreに分かち,競争・対立・葛藤などの社会過程や,集団・団体などの社会形象を分析した。ドイツの哲学的伝統に根ざす観念論的傾向に抗して,実証的・経験的な社会学の流れをつくり出した点に最大の功績がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」