七・一五事件(読み)しちいちごじけん

世界大百科事典(旧版)内の七・一五事件の言及

【中華民国】より

… 武漢の左派勢力は蔣介石の裏切りを声高に叫んだが,その裏では国民党と共産党の対立がしだいに明確になっていった。地主の土地没収をめぐっての意見の分岐が軍事的対決にまで進み,やがて7月,武漢の国民党も〈分共〉という名の共産党粛清にふみきった(七・一五事件)。この間,スターリンの指導するコミンテルンは,国民党左派から離れることなく,しかも独自の労農武装を組織せよ,との実行不可能な指令(五月指示)を出して混乱を深めた。…

※「七・一五事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む