世界大百科事典(旧版)内の七五三膳の言及
【本膳料理】より
…つまり,本膳とは一の膳のことで,二の膳以下に対する称であったが,のちに七五三など式正(しきしよう)の膳組を指すようになった。七五三は七五三膳の略で,伊勢貞丈はその著《四季草(しきぐさ)》(1778)の中で次のようにいっている。すなわち,故実を知らぬ人は七五三の膳を,本膳に7菜,二の膳に5菜,三の膳に3菜を組みつけることだと思っているが,それは〈七本立,五本立,三本立〉と呼ぶもので,七五三の膳部ではない。…
※「七五三膳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」