《七人兄弟》(読み)しちにんきょうだい

世界大百科事典(旧版)内の《七人兄弟》の言及

【キビ】より

…手法はシェークスピアに学び,ユーモアはセルバンテス,ホルベアに近く庶民的である。貧困と病苦と闘いながら短い執筆期間に《寒村の靴屋》(1864),《婚約》(1866),《レア》(1869)などの戯曲や世界的評価を得た小説《七人兄弟》(1870)を残し,若くして狂死した。いずれも,農民の人生の悲哀をユーモアに包んでリアルに描き,後に到来する写実・自然・新ロマン主義が混然一体となったような特異な作風を示し,現代フィンランド文学にまで影響を与えている。…

※「《七人兄弟》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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