世界大百科事典(旧版)内の七句義の言及
【六句義】より
…たとえば,〈白い牛が歩く〉という事がらにおいて,牛が実体,白さが性質,歩行が運動,牛に存する牛性が,いっさいの牛に対しては普遍,それ以外のものに対しては特殊,さらに,白さや歩行や牛性が牛に対して有している関係が内属である。なお後世,これに無を加えて七句義とすることもある。また,《勝宗十句義論》では十句義を数えるが,これは例外である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」