世界大百科事典(旧版)内の《七巧図合璧》の言及
【知恵の板】より
…タングラムはもともと中国で考え出され,〈七巧図(しちこうず)〉と呼ばれた。現存する最も古い文献は《七巧図合璧(がつぺき)》(1803)で,起原はここまでさかのぼれるが,それ以前は不詳。西洋の本に〈タングラムは4000年以上前に,中国人のタンが発明した遊び〉と書かれることが多いが,これはアメリカのパズル研究家サム・ロイドのつくった架空の話が広がったもので,信じるに足りない。…
※「《七巧図合璧》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」